ふつうの日

子供の頃からお正月は好きだった。

大晦日だけ特別にテレビダラダラ見て

雑煮とおせち料理食べて

家族で初詣行って、特に八坂神社行くと

沿道で売ってるサイコロかお団子の形した

20センチ角(もしくは丸)の箱の中にお菓子とか小物の

詰め合わせ入ってるのお父さんに買ってもらえて、それがすごく楽しみでした。

ほんとに普通のお正月。

上京してからは多少状況が変わったところもあったけど

一緒にテレビ見るのは同じで、思えばあれほどの幸せはなかった。

普通の思い出たくさんくれてありがとう。

母が亡くなってからはお正月は特別な日じゃなくなった。

姉は海外旅行に行くので一人で年越しする。

正月と言っても最近は休まないお店が多いからそんなに不便はないけど。

でも今日は目白まで歩いて行ったらやっぱり車も人も少なかったです。

駅前のチョコクロで松本大洋の「sunny」を読んだ。

今のわたしにこれ読むのあんまりよくなかったかな、って途中で思ったときも

あったんだけど、やっぱり買ってよかったと思った。

人に言葉で説明するのはむずかしくて諦めてたような気持ちが

描いてあった。出来ればわたしの写真もそうありたい。

目白通りに素敵な教会があって前から気になってて

お祈りする方は自由に入っていい、って書いてあったから帰りに入ってきました。

前に友達に函館のトラピスチヌ修道院に連れてってもらったときに

教会の中が「しん」としてて「気」がいいところだったのが印象的で、

それ以来興味が出たんだけど目白の教会もよかった。

 

 

 

 

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