最近日曜9時の病院が舞台のドラマを観てる。
ここ数年はドラマはもとより医療を扱ったバラエティも
見れなかった。
だから少し取り戻したのかなあと思う。
母が突然倒れて連絡があって、京都駅から病院に向かうタクシーの中で
「手術は12時間です」って姉からメールが来て
「…??」ってなって、着いてから
手術室の前で待った時間ほど長い時間はなかった。
ずいぶん経ったと思っても、10分しか経ってなかった。
ICUに10日ぐらい入って、わたしが手を握ってるときに母の意識が戻る、という
昼ドラか、って突っ込むしかない出来事が日々次々起こった。
臓器の画像を見ながら説明も受けた。
病気になった人しかわからないことがあると思うけど
あのときこうしていたら、という考えても仕方の無いことだけど、
うちにもあった。
その後も数年、病院に出入りすることが続いた。
だからしばらくとてもじゃないけど、医療や健康ものの番組は見れなかった。
ただ、日本の医療現場で働く方々はすばらしく、
また制度もよく出来ていると実感しました。
自分にはとてもじゃ無いけど、出来無いと思った。
でも、直接では無いかもしれないけど
いつか自分も仕事を通して人の役に立てるようになれたらと思う。
おもしろくない優等生発言みたいになってしまったけどそう思っている。
やっぱり地道にコツコツ誠実にがんばるしかないのかな。
本当に感動すると勇気が出ると思うから。
勇気を与えられるのってすごいいいことだよね。