母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

https://kuragebunch.com/episode/10834108156628844899

わたしは遺骨を食べたいとは思わなかったんですが、ちょうどうちの母も余命宣告を受けたあたりにこのマンガを知ったので、ほとんどのエピソードが、手元に「そう!」ボタンがあったら、押しまくる感じだった。書評を読むと同じようなことが書いてあったので、同じ経験をした人はみんな同じこと思うんだなぁと思った。

その後共通の友人のマンガ家の方が居たこともあり、作者の方とSNSで友達にならせて頂けたのはその時の自分にとっては嬉しいことでした。

それ以降いつかブログに書きたいと思い続けてきたけどなんか出来なくてやっと書けた。5年近くかかってしまった。

ただ、ラストに対しては正直なところを書くと、あぁ結局そこに帰結するのか、と思った。

それは作者の人の経験と思いなので、それ以外の結論はありえないだろうから当然なのだが、自分にそれが無かったから。

振り返ってみて思うのは、その自分の感想ほど自分の器の小ささを思い知らされることは無いな、ということだ。

きっと他のことに対しても、そういうものの見方をしているんだろうな。

今読んだらまた違うことを感じるのかもしれないし、もう一回読んでみようと思う。

もうすぐ映画化されて公開されるそうです。

母を亡くしたひとも亡くしてないひとも、読んでみてもらいたい。

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