鋭い液体

個展が終わりました。
去年の夏にニュートロンの石橋さんにお話を頂いてから
基本的に新作でやることを念頭において
この個展を目標の中心に置いてやってきました。
ちょうど同じくらいの頃に映画のスチール(サウダーヂ)の
話しをいただいたので、正直両立してやっていけるだろうか
という考えが頭をよぎったのですが、
映画の現場に行ってみたかったので
やらないという選択肢は無いと思って決めました。
東京に来て10年、つまり写真を始めて10年経って
東京での個展は初めてでした。(前回はふたりてん)
来場者は自分の知り合いの方が多いのかなと思っていたのですが
ニュートロンに以前来たことがある方や
ネットやツイッターで見て来てくださった方が予想以上に多かったという印象です。
個展で発表するために作品をまとめてタイトルをつけて
解説の文章を書いたのと、何より来てくださった方に
タイトルの意図を説明したことが自分にとっても勉強になりました。
過去の作品ファイルも、結構たくさんあったので
そんなにじっくりとは観てもらえないだろうと思っていたのですが
熱心に観てくださった方が非常に多くて、とてもありがたかったです。
今日最後に来てくださった方が、
私が仕事でやっている雑誌のクレジットで
見ていて名前を覚えていてくださったそうで
世の中にそういう方がいらっしゃるんだなあと思ってうれしかったです。
オープニングの日を迎えたときにかなり腰抜けになった感があったので、
終わったらちょっとホッとしすぎてしばらく
やる気がなくなってしまうんじゃないかなと思っていたのが本音ですが
今すごく次が撮りたいです。この続きがもっと撮りたいと思った。
作品を創っていくのはしんどくて逃げたい気持ちがいつもあったけど
「逃げたらなんでも恐くなる」って本当で、向っていくと
こんなに楽しいんだと実感しました。
そして作品を気に入ってくださった方にお買い上げいただきました。
とてもうれしかったです。
来月で36歳です。牛腸さんが亡くなった歳と同じ歳に個展ができた。
かなり、ただのファンのこじつけですけど。まあいいか。
明日からは新しい作品の始まりです。ちょっと休みたいけど。
ちょっと休んだら今迄の作品は忘れて、新しい作品に向って行きたいと思います。
今日の一曲はやっぱり高木正勝の「primo」。
最後になりましたが、今回の個展に足を運んでいただいた全ての方に大変感謝しています。
どうもありがとうございました。
「piercing liquid」

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