お父さんの告別式が終わって二日経って、
朝の新幹線で東京に戻って来て
タクシーに機材を積んで撮影に行きました。
東京の街でタクシーに乗るのが好きです。
特に昼間の風景がパーって後ろに流れて行くのを
感じるのがいいです。
行き先は渋谷でしたが、珍しく西新宿経由の道でした。
新宿から近いエリアにもう10年以上住んで
一番長かったバイト先も西新宿だったので
西新宿は思い入れのあるところです。
都会と住宅地が混ざっている街のつくりも単純に好きです。
今月の写真展にも西新宿の写真を入れようと思っています。
新宿中央公園の脇を通ってるときに
歩道を歩いてる人や自転車に乗ってる人、郵便配達の人とか
秋のお昼のふつうの光景を見ながら、
そうか、お父さんはもう「この世」には居ないんだな、と思った。
「この世の中」から「居なくなる」ことは、一瞬でそうなるけど
今どこに居るのか、どこにも居ないのか、まだわからない。
帰りのタクシーは山手通りから井の頭通りのルートで、
この代々木上原辺りの井の頭通りがタクシーで通るのに
特に好きな道なんだけど、ちょうどその辺を走ってるときに
すぐ前を走ってるバイクが居て、どっかで見たことある横顔だなと
思ったら虎ちゃんとトミツでした。
狭い道なので隣には追いつけなくて、笹塚の交差点で二人は
曲がっていきました。
そしたら次は杉山公園の交差点の手前でライターの高山さんが
歩いていて、一瞬だったので声かけられなかったけど、
東京の街には友達が居るんだな、と思った。
ありがとう、とかそういう言葉はまだピンとこなくて
書くことができないけど、お父さんとルー・リードが命日が一緒で
年齢も一緒だったことが、偶然だろうけどちょっとうれしかった。
怒るだろうけど、今素直に出てくる気持ちがそれです。ごめん。
年齢も一緒だったことが、偶然だろうけどちょっとうれしかった。
怒るだろうけど、今素直に出てくる気持ちがそれです。ごめん。