腕時計

お母さんの形見の腕時計を昨年、長崎の撮影に
付けて行ったときに無くした。
お母さんが独身のときに買ったオメガのもので
デザインもシンプルで品があって飽きの来ない感じで
更に手巻き式、というずっと使えそうなものでした。
物としても気に入っていたので
飛行機の中でボロボロになったバンドの部分が
気になって、帰ったらバンドを変えよう、と思って
ポケットに入れた、のが最後の記憶でした。
大事にしすぎて無くした、っていうやつです。
航空会社もレンタカーにも電話したけど
見つかりませんでした。
物に固執しなくても思い出があるじゃないか、って
いうことを自分に言い聞かせて
しばらく思い出さないようにした。
けど、時々思い出します。
雲の上で無くしたからお母さんのところへ
戻っているかなあ。

Write a Reply or Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です