新しいブック出来ました。
自信作。
正直もう何年もスランプでした。
前はセレクトも、流れも、自分の感覚で決められたけど、
どの写真がいいのか、わからなくなった。
2011年の秋に母の遠距離介護が始まってからは、
実質営業には行けなくなった。
入ってくる仕事をやるだけが精一杯。
2013年秋のグループ展で、母との写真を出品して、それは
今振り返ると、あの時あの展示をやって本当によかったと思う。
グループ展の1ヶ月前に父が亡くなって、
図らずもその約半年後に母が亡くなってしまいました。
これからはまた自分の作品作りに時間を使えるのだから
今までの時間を取り戻すべく、またブック持って回りたいと思った。
早くまとめなくては、と、沢山プリントしてみたり、並べて見てみたり、
焦っても、焦れば焦るほどわからなくなった。
今考えてみると原因は極めて簡単なことで、
休んでなかったから。
試合に行って帰ってきたら、また練習して、休みの日もずっと練習してるような生活。
プラス膨大な情報に振り回されて、自分の目的が何なのかわからなくなっていたと思う。
美術館で作品をみて勉強になった、とか直接知識が増えた、という日と同じだけ
「何もしなかった日」も大切なんだ、ということを学びました。
ブックを直接観たい方いらっしゃったら連絡ください。