6

今日はお母さんの6回目の命日だ。

夕方になってから気付いた。

今でも最後の3年間、遠距離介護して一緒に過ごしたときに交わした

会話の内容と、母のリアクションを覚えていて、時々心の中で反芻する。

ここ数年は、もっと遡った家族の時間を思い出すようになった。

 

今日、スーパーに買い物に行った時、小学校低学年頃のことを思い出した。

わたしがその日何かのイベントで浴衣を着ていて、

夕方、大久保のイズミヤに買い物に行く時も着て行った。

多分、せっかく着せたので、なるべく長い間着させようと思ったのだろう。

 

姉と母が食料品を買いに行って、

父とわたしは外のベンチに座って待っていて、ソフトクリームを食べさせてもらった。

少食だったのでソフトクリームが完食できなくて

途中から父に食べてもらった。

サラリーマンで平均よりは残業も少なかったとはいえ

やっぱり母よりは父の方が接する時間は短かったので、

なんとなく二人だけで居ると気を使う感じはあったけど、

あの時は交流できた時間だった。

 

なぜか父の思い出の話になってしまった。

 

 

Write a Reply or Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です