ペーパーショックとフランス

先日個展のDMを置いてもらうこともあって
写真家さんたちが集まるお店、
ゴールデン街の「こどじ」に行ったときに
コダックのペーパーの生産が突然終わったことを聞きました。
個展用のプリント中の身にとっては
かなりびっくりして焦ってしまいました。
次の日からほうぼうへ問合せして
なんとか少しだけフジの紙を買って
テストプリントもやってみたのでやっと少しホッと
しましたが、ペーパーの買い占めでどこも無い状況。
ラボやお店などの業者さんにも前触れは無く
これで在庫終わりです、とだけ突然の通達だったそうです。
まあ会社としては日本なんて小さなマーケットなので
どうでもいいのかなあ。
これから作品をどうやって創っていくのかに対しても
考えてしまうところがありますが、
こどじでお話した写真家の方も、ライカじゃないといい写真
撮れない、っていうのと同じようなことだから
フィルムにこだわりすぎるのもおかしいとおっしゃっていて
確かにそうかもしれないと思います。
でも今はまず来月の個展のことだけ考えようと思います。
「こどじ」は先日お知り合いになった写真家の千田貴子さんの
写真展を観に行ったのがきっかけで知りましたが
お店の方もお客さんも素敵な方ばかりで、楽しかった。
これからも行きたいなあ。
あの日にペーパーのことを知れたのも、不幸中の幸いでした。
こどじで話した写真家の方のお陰。
今日はフランスの女優さんのセシル・ドゥ・フランスさんを
撮影しました。(ベルギー人だそうです)
最初の五分ぐらいは通訳の方が隣にいなかったので
向き合ってゼスチャーで意思疎通して撮りました。
途中から通訳の方が入ってくださったのですが
それでもあんまり言わなくても通じたのでよかった。
きれいでかわいい女性というのがぴったりの人。
時間が結構長く感じられたなあ。
窓際の光がだいぶ落ちてしまっていたのが少し残念。

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