ここ二ヶ月撮影していた書籍の納品をさっき
やっと終えました。
都内80店の雑貨のお店を回って撮影しました。
アンティークや骨董、文房具、キッチン用品などを
それぞれのお店の方がこだわりやコンセプトをしっかりと持って
セレクトされたものばかりでした。
見ているうちに感じたのは、お店と言っても、
こだわってセレクトされた空間は表現の域に達する
もんなんだな、と思った。
そして、そんなに時間をかけた撮影はできなかったですが、
一見ばらばらでもコンセプトや共通した風合いがはっきり
感じられるところは、撮りやすかった。
もしくは撮りながらそれを感じることができた。
ここ最近はいろいろ出来事ありました。
まず栃木の染め物工場に撮影に行きました。
浴衣や手ぬぐいを注染という染め方で行っているところです。
やはり職人さんの高齢化は進んでいるようでしたが、
若い方もいらっしゃって、そのお兄さんの言葉が印象に残りました。
色に関する仕事に就きたかった、毎日勉強だけど、楽しい、
一生この工場で働きたい、と。
ひょうひょうとした態度で淡々と語り、作業する姿がかっこよかった。
今の日本にもこんな若者がいるんだ、と思った。
まだまだ自分は世間が狭いな、と思った。
あと、札幌に行きました。
スキーのジャンプの栃本選手を撮りました。
まだ高校生ながら大変実力のある方だそうです。
彼もまたさっぱりとした自然体の方で、
おしゃれでかっこよかったです。
インタビューのとき横からちょっとだけ質問してしまいました。
今でも飛ぶとき恐怖心てあるんですか?って。
無いです、って。無いんですね~。
当たり前かな?この素朴な疑問おかしい?
早くカゼ治さなければ。最近月一ペースでひいてる気がする。
いけませんなあ。
でも今日はさすがに覚醒して寝れなかったので。
みなさんおはようございます。

4 Comments

  1. chieko

    職人さん、すてきですね。
    職人とアーティストのちがいについて、前によく考えていたけれど、職人さんは、伝統を守るひとなのかなーと思いました。若い人がその世界にはいってくなかで、それなりの変革はあるのかもしれないけれど。

  2. chiekoさん
    なるほど~。伝統を守るひとだねー。
    これから私も考えてみます。

  3. toko

    職人のお兄さん・・・かっこいい発言です。危うく惚れそうでした。。。

  4. tokoさん
    惚れるよね~
    芯のあるひといいですよね~

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