昨日の続き。
カフェの並びに昔ながらの洋菓子店でイートインできるタバーンというお店が
あったので、かなり惹かれるものがあり、夕方に入りました。
壁にタイルが貼ってあって、お城のモチーフが描かれているのですが
そのクオリティとセンスがこれまた丁寧な印象で歴史を感じ、
現代の喫茶店にはあまり見られない感じ。
椅子のクッションもおそらく手作りで、作家物なのかお店の人が作ったのかは
わかりませんが、革製で月のモチーフが縫い付けてあり
メニュー表のカバーも同じシリーズで作ってあって
一貫したコンセプトを感じました。
おそらくおばあさんとお孫さんと思われる店員さんで
お孫さんが明らかに慣れない手つきで紅茶を運んで来てくれました。
ショーケースのお菓子や、棚の焼き菓子も一通り見学してしまいました。
ご進物用のお菓子は濃い紫と緑のセロファン紙のようなので包んであって、
「この包装紙の歴史とセンスは何?!どこで探してもなさそう!」
っていう突っ込みを心の中で入れた。
チョコレートにもかなり力を入れているようで、
80年代のバレンタインチョコの主流だったような、立体の、女の子や猫、などの
モチーフが並んでいるのですが、猫が一般的にかわいいとされる雰囲気というより
むしろちょっとした鋭さを感じる彫刻で(あくまで主観です)、たまらない魅力を感じました。
しかも、「地下のチョコレート工場で作っております」ってポップが書いてあって、
「地下のチョコレート工場!?チャーリーでもいるん??」っていう
これまた突っ込みを入れずにはいられない感じで、かなり興奮。
山の手線の西側には無い感じの趣を随所に感じた1日でした。
やっぱりたまにはいつもと違う土地に行くのはいいことだな、と思った。
これから時々来たいものだ。
千駄木さいこーっ。