盛岡3

もう帰ってきたけど、盛岡日記の締めを。
最終日は、鈴木盛久工房に撮影に行きました。
十五代鈴木盛久の名を継いでいらっしゃる熊谷志衣子さんの
作品とご本人を撮らしていただきました。
そしてこちらは東京でスタイリストとフォトグラファーとして
活躍されている方のご実家で、つまりお母様なんですね、
知らなかったです。
上品だけど、気取ったところは感じられなくて
嫌みのない女性らしさがあって、
作品とご本人の印象が一緒だなあと思った。
目を通して行った資料に生年が書いてあったが
正直その年には見えなくて驚いた。
店舗から工房へと入っていく小道
(ちょうど京都の先斗町の路地みたいだなあと思った)で
ご本人を撮影させてもらった。
ちょっと暗めの場所だったので、どうかな、と一瞬迷ったけど
とても良かった。
途中、元国連事務次長の明石氏がお店にいらしゃったり
などあって、編集の方が興奮ぎみでしたが
私は作品の撮影に集中していたので普通に過ごしてしまった。
しかし明石氏は偉人なのにとても気さくな方だったそうだ。
構成上工房の撮影は無かったのだけど、
少し見ていかれますか、と言って奥の工房にも
案内していただきました。
帰りにお土産まで持たせてくださってとてもうれしかった。
自分も年を重ねてもこういう素敵な女性になれればいいなあ。
やっぱり盛岡の人達は最後までみんないい人ばかりだった。

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